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回し者ではない、いちオタクの意見である

 

覚えておきたいセットリストを、公にせずしこしこ書き留めておくだけの自己満足ブログであったこのブログを公にしようと思ったのは「関ジャニ∞ライブDVD発売」が正式に決定したからである。(※断っておくが、過去の記事には関ジャニ∞の「か」の字もない)

 

ZIPでライブ映像が放送される!と知った瞬間、私は再びあの日のことを思い出した。

流れるはずのVTRが流れず、開演時間を大幅に過ぎた後、お揃いの黒いパーカーを着た6人がステージに立っていた。どうしようと思った。何も聞きたくないと思った。最悪な状況を想像してしまった。(病気ではなく、お縄的な意味である。)

1人足りない上に真剣な6人な表情、一瞬で会場の空気が重くなったのを感じた。

大倉くん不在の中始まったライブ。その場にいた全員が動揺を隠せずにいた。しかし彼らは笑いに変え、ファンを気遣い、約2ヶ月走り続けてきたツアーをやり遂げたのである。 

 

「6人でも7人でも、8人でも」と涙を見せ、声を詰まらせ、しかしとても力強い声で渋谷くんが話してくれた時、涙が溢れて止まらなかった。(私事であるが、内くんが脱退してしまっても信じて待つ彼らを知っていたし、アンコール時に錦戸くんが内くんの手を引いて出てきてくれた2007年8月5日東京ドーム公演にも入っていた。当時は半宗教的に「8→1」と言っていたものだ。)

渋谷くんの言葉はとても大きなものだった。彼はその場にいた大倉くんのファンだけでなく、内くんのファン、当時を思い出し悲しみに暮れていたファンまでも救ったのだ。

その日の錦戸くんはというと、珍しく振り間違いが多く、動揺が目に見えて分かった。それでも、大倉くんパートを誰よりも多く歌い、重い空気になったら気遣って茶化す。そんな面から「しっかりしなくては」という気持ちが伝わってきて、ああやはり私はこの人が大好きだなと改めて実感したのである。

 

 

さて、前置きが長くなってしまったが、私がこのブログを更新しようと決心した本題に入ろうと思う。

賛否両論があるというのは覚悟の上で、お節介承知で大倉くんファンに伝えたいのだ。

 

「貴女の大好きな人がどれだけ愛されているか、改めて知ってほしい。」

 

辛くて悲しくて観ていられないことは、痛いほど分かる。

うるせえ!お前に何が分かるんだ!そんなの知ってるわ!なんで大倉くんのいないDVDを観なくてはいけないんだ!

それが普通だと思う。私だってそう感じたかもしれない。しかしそれでは寂しすぎる。悔しすぎる。

そこに大倉くんの姿がなくても、あんなにも彼への愛で溢れた空間を、あの日あの場に居なかった彼のファンである貴女にだからこそ、観てもらいたい。

 

大阪公演から元気が出るSONGに手拍子をする、という現象が起きた。正直「雰囲気ぶち壊しだなあ」「しっとり聴きたいなあ」と思っていた。しかしあの日の私は自然と手を叩いていた。全員が笑い泣きながら手を叩いていた。雰囲気が、彼らが、大倉くんがそうさせたのだ。愛に溢れた、とても暖かい空間であった。 

かく言う私も一生美化しながら記憶の中で留めておきたい、という思いと歴史に残さなくては!といった類の思いが入り混じっていたり、何より大倉くん不在というショックで手放しでは喜べないでいる。何故7人揃っていないライブが本編になってしまったのかという気持ちが大きい。大倉くんのファンの方々の気持ちを考えると辛くて悲しくて居た堪れない。

しかしどうか、彼らが悩んで話し合って私たちの為に思いを込めて作ったものを「要らない」なんて言わないで欲しい。そしてこの稚拙な文章を読んで少しでも「観ても良いかな」と感じていてくれたらと思う。