Sexy時代を創るー決意表明のライブを、観た。

前回の5周年ライブとどう変えるかってところが一番の、自分の中での論点。今回はどっちかっていうと、SexyZoneのカルチャー的な側面を見せたい」

 

そう語る風磨くんが中心となって構成が考えられたrepainting tourが、5月6日、幕を閉じた。前回が、"5年でこれだけ変わって今がある"と伝えるライブであるならば、今回は"5人でテッペンを獲る""セクシー時代を創る"と誓う決意表明のライブであったと思う。傷だらけになっても、踠き、叫び、No.1になるまでやめないという、覚悟。そんな決意表明のライブの感想を、簡単に。

 
ソロカットのあと、集合して写真を撮っていくようなOP映像。映像が終わると、ステージ上にはスポットライトを浴びる5人の姿が。音楽が止まり、流れる5人の「Unreality」。

 

(1)Unreality

メインモニターは5カットに分かれており、ひとりひとりの表情がしっかり分かる演出。しかし私はニヒルに笑う風磨くんのお顔しか覚えていない。そして「You gotta turn it up!You gotta turn it up!C'mon 1,2,3,4,5」で腰抜かし芸キメてた。

 

(2)Ignition Countdown
「Tonight you drive me crazy〜」で一番最後にど真ん中から出てくる風磨くんがかっこよすぎて大好きだった。あと、笑いながらガシガシ踊る"ヤバさ"。「強く抱いて」部分の腹チラ率高め。個人的には、合間に挟むダンスソロがマリから始まったのが胸アツだった。


(3)ROCK THA TOWN
ツアー後半は曲通り歌っていることが多かったけれど、前半はちびーずが煽っていたのが印象的で。私の第一号泣ポイントは紛れもなくRTTでした。以前まで引っ張って盛り上げていたお兄ちゃんたち2人は見守りながら踊る。最高じゃないですか?ボルテージが上がる中、風磨くんの「………騒げ!!!」。あ〜〜スキ!!!!(爆発)

 

(4)プンププンプン
これまた風磨くんの煽りから。イントロを聴くと「声出す準備は出(↑)来てんの?」って聞こえてくる。花道を一列になって全力で"アイドルする"セクゾちゃん愛しすぎて、何度見てもテンションぶち上がってた。ちびーずをふまけんで挟んでいるのがとても良い。

 

(5)カラフルEyes
「まっさかの展開」の自担の可愛さ。プンププンプンに続く思い出の曲。長くなる、以上。

 

(6)Birthday for you
椅子が用意され、世界一ハピネスな時間が流れる。風磨くんの場合、ツアー前半はかっこつけて座ってたんだけど、後半はJr.のJr.をいじったりワチャワチャ。それぞれがみんな可愛いことしていたんだろうな。観たかったな、でも後悔はない(?)。最後に横一列になって踊る姿は平和以外の何者でもなかった。生まれてきてくれてありがとう。アイドルでいてくれてありがとう。

 

(7)会いたいよ
アリトロ曲。最後の健人の「もう会ってんじゃん、夢の中で」に毎度毎度「いやそれより今な」ってツッコミを入れていた時間が今となっては愛しい。夢で会いたい。会いたいよー!!!!!!

 

暗転。英字新聞のような、お札のようなものが重なってできたホワイトボード。
そこに、風磨くんがオレンジのスプレーで"My Life"とペイント。オーラスは"My Life last"。名残惜しそうにスプレー缶を振り、1文字1文字噛みしめるように書いていた姿が印象的だった。

 

(8)My Life
切なさボルテージがMAXになったのは紛れもなくMy Life。特に"My Life Last"の文字を見た瞬間「きっともう暫くライブでは観られないんだろうなあ、ああまたふうまくんが居なくなっちゃうんだ」って思ったら悲しくて寂しくて切なくて涙がポロポロ出てきちゃって。あの夏の思い出が一気に蘇ってきて、暫く放心状態だった。風磨くんが自分のソロ曲で一番好きだと言った曲。またいつか聴けると良いな。もう少し先でいいからさ。またあの夏に連れてってよ。

 

(9)Mermaid
大画面を使っての演出。これを松島が考えたんだなと思ったら感動した。それよりずっと思ってたんだけど、Mermaid=ファンって凄くないですか?松島担幸せだよね。地方ごとにメッセージを変えて楽しませるのも、ファン想いな松島らしい演出だなと思った。

 

(10)Kiss You Good-Bye
初めて観た時、帝劇じゃん!と興奮。そして、どこまでも赤が似合うなあ、と。
勝利は見ていて苦しくなる。背負っているものが重すぎるし、もう少し肩の力抜いても良いんじゃない?って思う瞬間がたくさんある。少しでもヒビが入ったら、一気に崩れてしまいそうな繊細さが、美しさをより引き立てているのも事実なんだけど。そんな勝利の全力のパフォーマンス、感動しないわけないじゃない。

 

(11)pheromone

pheromone前、管楽器が鳴り響く中、メンバーが一人ずつカーテンから登場する。健人、風磨、マリ、聡、そして勝利。2つのシンメのど真ん中に立ちポーズを決める勝利。彼から、"SexyZoneのセンターとしてやっていく覚悟"を感じた。去年とは比べものにならないくらいに頼もしかった。「センターは誰にも譲らない。ここが僕の居場所だから」そう言った、まだ大人になりきれていなかったときの彼を思い出して、涙が出た。

 

(12)celebration
ちびーずを引き連れて、花道を堂々と歩くふまけん。胸アツだった。かっこよすぎた。この2人が同じ方向に、同じ歩幅で歩んでいる今、向かう所敵なしだと思った。

 

(13)忘れられない花

こんなに美しいグループってあるの?というくらい美しくて。ひとつの芸術作品を観ているような、そんな気分だった。そうだ、「あの日のままさ」の風磨くん、急に可愛いので余力がある方はぜひ観て欲しい。

 

(14)O.N.E〜Our New Era〜

間違いなくこのツアーの、6周年の"核"となるこの曲。5人が作詞をしたこの曲。決意表明であるこの曲。最高にアツかった。やはり胸を締め付けられたのは、拳を突き上げながら5人が背中合わせになりながら歌うサビ。

What you want!? What you want!?
掴むんだ
俺たちが創る時代
Any day... Any day... いつの日か
Hey! What! What! Bring it on!
足宛(もが)き 叫び 吠えるんだ
届くまでやめる気はない
Any way... Any way... 今なんだ
Hey! What! What! Bring it on!


何度も言うが、絶対にNo.1を獲る人たちだと確信した。「嵐を超えていけ」「二番じゃ意味ないです」「未だ五合目」...アツすぎ、アツすぎるでしょ。歌詞の中に「今なんだ」という歌詞があるんだけど、「今年が勝負の年」と彼らが口を揃えて言っている想いがここに凝縮されているよね。

 

(15)ラブマニ
「人と違うのさ僕の場合」で、マリが先頭で腕を振り上げるのにジーンときた。

「自分は歌うつもりはなくて、曲提供をしたかった」「最初の歌い出しをマリウスに歌ってもらったり、2人とのバランスも考えた」と健人が言っていたように、聡マリちゃんにスポットが当たるようなところがあって、すごくよかった。
ちなみに、見学席の風磨くん「Lu lu luving you」部分は踊れるのに「君にこの声明伝える」「愛してると宣言ここでする」部分は全く踊れなくてずっとハート作ってるのが毎度毎度可愛かった。ラスト2日にしてやっとフリを間違えていることに気付いてるのに萌えた。学習の瞬間。

 

(16)Sing along song
風磨くんが友人に向けて書いた歌詞。「遠くなった?ちげえな」が、私たちに向けられているようで、勝手に涙が出てきた。直後、会場みんなで歌う"Sing along Sing along with me"。ギターを掻き鳴らす勝利。オーラスは「圧倒的に出てたね」と褒めてくれるくらい、本当に本当に声が大きくて感動したし、嬉しそうな風磨くんの顔が忘れられない。少し前までのふましょりは"アニキと弟分感"があったんだけど、今回そんな壁は感じなくて。何がどう変わった、とかはないんだけど、感覚値で、ね。友情がテーマだったというのもあるけど、本当に良い関係性だなと思った。

 

(17)Mission
中島健人はスゴイ。この一言に尽きる。会場を一瞬にして彼の色に染めてしまう。絶対に絶対に絶対にSexyZoneの強み。これこそ、守っていってほしいなと思う。顔が美しいって強いし、その自覚があるからこそ最も良い魅せ方知っているから彼は最強。「考え方も動きも鋭利にして肉感的だったりキレのあるパフォーマンスをしないと」と話していた言葉の通り、いろいろスゴかった。(語彙力)

 

(18)Deja-vu
「このツアーでは色々な表情ができた。一緒に探してくれたよね。マリウスはかっこいい所も可愛い所もいいんだよ。色々あっていいんだよって」とメンバーにお話していたけれど、本当にその通りで。色々な表情を見せてくれるようになったんだなあと、この曲で成長を実感した。特に1番サビまでバックつけずにずっと一人でピンスポ浴びているマリの姿。グッときた。

 

(19)名脇役
健人のピアノに勝利の歌から始まるこの曲。この2人の親和性たるや。高音を頑張る松島も「好きなように歌うようにしている」と話していたマリも、切なくて胸が詰まるように歌う風磨くんも、みんな、みんな良い。「僕のものになってくれないかな」で、勝手に切なくなるのはやめたいけれど。お顔が美しくて繊細なセクゾちゃんは、儚くて切ない曲が似合うよなあ。

 

(20)PEACH
可愛いの渋滞。ふうマリが堪らない。そしてぷかぷかお船のあとのふまけんも堪らない。チクタクしながら自分を指差す風磨くんのフリも堪らない。ピンクが最強に似合う。個人的にはオーラスNo.1。何あのテンション。間違いなくこの世で一番可愛い生き物だった。

 

(21)スキすぎて
テンション次第ではこちらのテンションも変わってくる曲(正直者)。自担が楽しそうな日に入るとブチ上がる。オーラス風磨くん、俺のPEACH健人のセリフ「鍵、閉まっちゃったね」をマネしてくれて沸いた。いつも尺足りないからね!(オーラスも足りてなかったけどギリマル!)

 

(22)(23)ラブマジ/Ladyダイヤモンド
スタトロ曲。以上。(雑)

 

(24)ぎゅっと
会場が愛と笑顔で溢れる第2ハピネスタイム。風磨くんがずっと夢に見ていた連ドラの初主演。その主題歌が『ぎゅっと』で本当に良かった。辛い時はどうすればいいか教えて?せーのっ!ぎゅっと!!の時間が堪らなく愛しい。「俺らもずっとぎゅっとし続けるからね」で泣き散らすくらいには年をとった。

 

Jr.のダンス。そして会場に響くマリの声。

「please,penlight off. please,penlight off.」
すべてのペンライトが消え、真っ暗になる会場。センターステージには光の筒の中にいる5人の姿。

 

(25)Fantasy
それまで私たちが彼らを照らしていたのに「僕を照らす光」「永遠を誓う光」という歌詞があるこの曲で私たちを照らす演出、粋すぎるし、幸せすぎる。真っ暗の空間で泣き散らしながらジャンプした。最後に光の中から伸ばしてくれる手、絶対に離さないと決めた。

 

そして鳴り響くSilver Moonのオルゴール。
「please,penlight white.」

 

(26)Silver Moon

私たちが灯す白の光の中、歌う5人。

夜空で輝くSilver Moon
いつだって僕らを照らしだして
道無き道も照らしだして行く
背中を 押すんだ
明日も頑張れる気がする

私たちが彼らを照らし出せているのなら、こんなに幸せなことってないよ。イントロ聴くと、風磨くんの優しい「せぇーのっ」が聴こえてきて、胸がいっぱいになる。もともと大好きな曲で、STAGEアンコールでさらに好きになり、今回また特別な曲に変わった。大切にしていきたい。

 

最後の挨拶。5人の言葉を、記憶で辿る。


「僕たちSexyZoneは、これからも新しい景色を見るために自分たちの色に自分たちらしく、新しい色を塗り足して、ここからまた、冒険してみたいと思います」

「何故なら、どんな絶景を見るためにも、冒険をしないとたどり着けないからです」

「僕たちSexyZoneは、みなさんといっしょに、必ずNo.1を獲ります。O.N.E〜Our New Era〜。僕たちの時代を必ず創ります」

「みなさんも自分を変えたいなって思った瞬間があると思います。でもそんな時、100%自分のカラーを変える必要はありません。今の自分を大切にして、好きな色を塗り足してみてください。きっとステキなことに繋がると思います」

「そして今、僕らの見ている色。...変えたくない。絶対に守りたい色もあります。それは、フィルター越しに見た空の青」

 

(27)フィルター越しに見た空の青
ちびーずで始まるのがとても良い。聡マリの掛け合い、そしてふまけんの掛け合い。2つのシンメの掛け合いに、勝利の声が重なる。この曲、歌割最強じゃない?ズルくない?青のキラキラがスゴくても、泣かずにはいられなかった。

 

本編が終わり、ふまけんを先頭にメンステに帰るSexyZone。celebration同様、この構図本当にかっこよかった。ステージに着くと交差するの。ああ、最強だなあ。

 

(28)君にHITOMEBORE
ふうマリ、しょりそうの背中合わせはグッときた。特に風磨くんがマリにしっかり背中を預けるようになっていて、すごく、すごく良かった。任せられるようになったんだねって。

 

(29)SexyZone
聴く度に、こんなに良いデビュー曲もらえて幸せだなって思う。"Sexy時代を創り出す""時代を創ろうSexyZone"。いつ聴いても胸アツ。涙出る。色々なことを乗り越えてきた彼ら、結束を深めた彼らが歌うことで、曲が輝きを増す。何度も言うけど、彼らは絶対時代を創る。確信している。

 

「最後に俺たちとみんなの名前呼べますか!」私たちを置いてけぼりにしない彼らが大好き。

そして、各地をまわって、一公演一公演の思い出をリペイントしてきたXYZモニュメント。ラスト1日で謎にリペイントされていた箇所があったけど、そこは目を瞑って。このツアーの終わりを実感して、ひとつひとつの跡が愛しくて愛しかった。ああ、あれはあの時のだ、とか、ね。

 

オーラスは、ダブルアンコール。横アリが揺れるくらいの大きな声で大好きな彼らの名前を叫ぶ。「この日のためにとっておいた曲があるんですよ」と風磨くんが言って、流れたのは『最後の笑顔』。

 

(30)最後の笑顔
「最後はさ、笑ってバイバイしたいじゃん!」と何度も言う風磨くん。でもね、「街でみんなを探してしまうじゃんーっ!」って。泣くじゃんそんなの。ズルいじゃん。

無理して笑って歩き出すよ 笑顔が素敵って言ってくれた

君が嘘つきにならないようにね
笑顔で歩くよ 一人でも

無理して黙ってさよならしよう 強い人ねって言ってくれた

君にいいとこ最後も見せたいから
胸張って歩くよ 潤んだ瞳で
miss you

 こんなん笑ってバイバイするしかないじゃん。でも、この曲と風磨くんの言葉があったから「きっとズルズル引きずるだろうな」と思っていたリペ魂を、スッキリ終われた気がする。

 

改めて、5人の言葉。

「これからも自分たちがなりたい色、欲しい色を塗り足して。世界に塗り足していってもいいんじゃないかなって。そして、自分たちのSexy時代を創っていきましょう!」

「今歌った曲、最後の笑顔。みなさんの笑顔はこれからも止まりません。僕たちの笑顔も止まりません。だからね、これからも応援してほしいなって思います」

「今回repaintingというテーマでやってきました。いろいろ変えたいと思っていろいろ挑戦してきました。でも、守っていきたい色、今見えてます。みんなの笑顔をこれからも守っていきます!」 

「毎回、僕たちが笑顔を届けようと思ってツアーをスタートするんですけど、結局こうやってみんなに支えられて、みんなの笑顔に僕たちが元気をもらえて。みんなも、実は自信がなかったりとか、明日から学校とか会社がめんどくさいなとか思ってるかもしれないけど、みんなは僕ら5人のことをこうやってステージ上で輝かせてくれているということに自信を持って。僕たちを笑顔にしているのはみんなですから。次会うときは2倍3倍の笑顔を見せてください。僕たちも10倍100倍の元気を届けたいと思います」

「俺たちは、マジでみんながいないと俺たちSexyZoneになれないから。やっぱりいつだって俺たちのそばにいて欲しいです。何があっても俺たちのそばから離れないで欲しいです。俺も何があってもみんなのそばから離れないです。そして、俺たちと、みんなでSexy時代を創ります」

 

彼らの言葉に、特に健人の切な言葉に、一生ついていくと改めて誓った。「じゃあみんなも手ぇ繫ごっか」の風磨くんの言葉にえーってなったのはめちゃくちゃラバーズらしくて笑ったけど、結局仲良くおてて繋いで。それを「いいねいいね」って言いながら見る5人の顔がすごく嬉しそうでね。本当に本当に幸せな空間だった。

 

「Sexy時代創る準備はいいか!!俺たちが!!!SexyZone!!!!」

 

ファンの声も本当に大きくて、ずっと消えないで、拍手が起こって。直後、自然と組まれた円陣。クルクル回る5人の表情は見えなかったけれど、きっとすごく良い顔してたんだろうなあ。こんなに素敵なグループと出会えて、本当に幸せだなって涙が止まらなかった。

 

勝利の「正統派の色はどんな色に塗られても勝つと思う。守っていかなきゃいけないしそれが僕らだと思う」も、風磨くんの「塗り足して塗り足して他の何にも染まらない色を生み出したい。染まらないところまで行き着くのがrepaintingだと思っている」も、違うことを言っているようで、根っこは同じで。

正統派"はひとつではなく、どんどん増えていく。増えていくことによってどんな色に塗られても勝てる、守っていかなくてはならない、言わば"SexyZoneの核(=正統派)"となる部分が完成していく。経験を確実に自分たちの武器にして、"らしく"染めていくという宣言、かっこよすぎる。

 

何があってもついていく。一緒にSexy時代を創る。そんな決意表明をここに記して、感想ブログを終えたいと思います。稚拙な文章を長々とご覧いただき、ありがとうございました。